『バービー』、ミッジの出産シーンがカットされていた!?
『バービー』にミッジの出産シーンが予定されていたもののカットされたようだ。

『バービー』にミッジの出産シーンが予定されていたもののカットされたようだ。マテル社がバービーの親友として1963年に発売したミッジ、11日(金)に日本公開を控えるグレタ・ガーウィグ監督の同新作では現在生産終了となった妊娠バージョンのミッジを『ザ・クラウン』のエメラルド・ファネルが演じている。
『バービー』の編集を手掛けたニック・ヒューイがポッドキャスト番組『アート・オブ・ザ・カット』に出演、リークされた舞台裏の写真には、ポストクレジットシーンのジョークとして、ナレーターを務めるヘレン・ミレンが助産師を演じるミッジの出産シーンが予定されていたことが分かるコルクボードが写っている。
またガーウィグ監督がインディ・ワイヤーに明かしたところによると、バービーがバービーランドを離れ、人間でいることがどういうことなのかを発見する姿を描いた同新作では、「おならオペラ」シーンもあったそうだが、試写会で不評だったことからカットされたそうだ。
マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングがそれぞれバービーとケン役を演じているほか、デュア・リパ、二コラ・コクラン、ウィル・フェレルなど豪華キャストによる同新作は、7月中旬に海外で公開されて以来、すでに7億7400万ドル(約1102億円)以上の興行収入を記録しており、最終的には10億ドル(約1424億円)を超えることが期待されている。
ガーウィグ監督は公開前、コライダーにこう話していた。「製作決定会議での私のピッチは、映画会社が勇気を出して大きなアイディアとビジョナリーの監督を合わせると、大成功を収めてきたというものでした。そして私は、『恐竜とスピルバーグ』など様々な例を挙げたんです。これまでに作られた素晴らしく、そして映画会社が大金を稼いだものほぼ全てをです」「そして私は『今回はバービーとグレタ・ガーウィグです』といった感じでした。私は10億ドルを稼ぐと言ったんです。過大評価かもしれませんが、映画を作ることが出来ましたから」